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瓦屋根は塗装が必要?塗装できる瓦とできない瓦

 

目次

1.瓦屋根は塗装しないといけない?瓦の種類による違い1-1.陶器瓦は基本的に塗装不要1-2.セメント瓦は塗装が必要になることがある

2.塗装ができる瓦と塗装がいらない瓦、それぞれの特徴2-1.セメント瓦・モニエル瓦は状態を見て塗装を検討2-2.陶器瓦・いぶし瓦は基本的に塗装しない2-3.瓦の種類が分からないときは?

3.瓦の色あせやひび割れが気になったら?確認しておきたい傷みのサイン3-1.色あせや苔だけで塗装が必要とは限らない3-2.ひび割れやズレは早めに確認する3-3.自分で屋根に上がって確認するのは避けましょう

4.瓦屋根の傷みはどう直す?塗装以外に必要な補修とは4-1.割れた瓦やズレた瓦の補修4-2.棟瓦や漆喰の傷みも確認する4-3.劣化が進んでいる場合は葺き替えなども選択肢に

5.まとめ

福岡市にショールームがある外壁塗装専門店、アキホームです!!いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

瓦屋根のお家にお住まいの方からすると、「屋根の色が薄くなってきたけど、塗装した方がいいのかな?」「瓦が古くなっているように見えるけど、塗装できるの?」と気になることもあるのではないでしょうか。

実は、瓦屋根はすべて同じようにメンテナンスできるわけではありません。瓦の種類によって、塗装が必要なものもあれば、基本的に塗装をしなくてよいものもあります。

今回は、塗装できる瓦と塗装がいらない瓦の違い、屋根の傷みを見分けるポイント、塗装以外に必要な補修についてお話しします。

屋根のメンテナンスを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 瓦屋根は塗装しないといけない?瓦の種類による違い

瓦屋根だからといって、必ず塗装が必要になるわけではありません。まず確認したいのは、屋根に使われている瓦の種類です。

見た目が似ていても、瓦の素材によって表面の仕上げや水への強さが違います。そのため、屋根が古く見えるからといって、すぐに塗装を考える必要はありません。

陶器瓦は基本的に塗装不要

日本の住宅でよく見られる瓦のひとつが、陶器瓦です。

陶器瓦は、粘土を成形して焼き上げた瓦です。表面に釉薬(ゆうやく)を施したものは、焼き上げることでガラス質の層ができています。

この表面が瓦を保護しているため、一般的な陶器瓦は外壁や金属屋根のように定期的な塗り替えをする必要がありません。

長年使っていると、表面の汚れや苔が気になることはあります。しかし、見た目が変わったからといって、塗装しなければならないわけではありません。

むしろ、塗装に適さない瓦へ無理に塗料を塗ると、塗膜がうまく密着せず、剥がれにつながる場合があります。

セメント瓦は塗装が必要になることがある

一方、セメント瓦はセメントや砂などを主な材料として作られています。

陶器瓦とは違い、瓦そのものに十分な防水性があるわけではありません。そのため、表面の塗膜が劣化してきたら、状態に合わせて塗り替えを検討する必要があります。

ただし、セメント瓦であれば、どんな状態でも塗装すればよいということではありません。瓦自体の傷みが進んでいる場合は、塗装よりも交換や葺き替えが適していることもあります。

大切なのは、瓦の種類と現在の状態をセットで確認することです。

福岡市では、夏の強い日差しや梅雨時期の雨、台風の影響なども考えておきたいところです。屋根は普段なかなか目に入らない場所だからこそ、見た目だけで判断せず、必要に応じて点検を受けることをおすすめします。

2. 塗装できる瓦と塗装がいらない瓦、それぞれの特徴

瓦屋根のメンテナンスでは、瓦の種類を見分けることが最初のポイントになります。ここでは、それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

セメント瓦・モニエル瓦は状態を見て塗装を検討

セメント瓦は、表面の塗膜が紫外線や雨風の影響を受け、色あせたり剥がれたりすることがあります。

塗膜が劣化したまま放置すると、瓦の表面が傷みやすくなるため、適切な時期に塗り替えを検討します。

また、セメント瓦の一種であるモニエル瓦は、表面に着色したセメントの層があるなど、一般的なセメント瓦とは下地の特徴が異なります。塗装する際は、表面の状態に合わせた下地処理と塗料選びが必要です。

塗料を塗れば終わりというわけではありません。古い塗膜や汚れの処理が不十分だと、せっかく塗装しても早い段階で剥がれる可能性があります。

使用する塗料が瓦の素材に適しているか、必要な下塗りが行われるかも確認しておきたい点です。

陶器瓦・いぶし瓦は基本的に塗装しない

陶器瓦は、焼き上げた表面の仕上げによって耐久性を持たせているため、通常は塗装によるメンテナンスを必要としません。

いぶし瓦も、焼成時に表面をいぶして仕上げる瓦で、一般的には塗装を前提とした屋根材ではありません。

こうした瓦で確認したいのは、塗膜の劣化よりも、瓦の割れやズレ、棟部分の傷み、雨漏りの有無などです。

なお、瓦の種類や製品、過去に行った補修によって状況が異なることもあります。見た目だけでは判断が難しい場合は、瓦の種類を確認してからメンテナンス方法を決めましょう。

塗料メーカーのアサヒペンも、瓦の素材によって塗装の可否が異なることを案内しています。塗装を検討する際は、塗料メーカーの公式案内も参考になります。

瓦の種類が分からないときは?

築年数や見た目だけで瓦の種類を判断するのは難しい場合があります。

昔からある住宅では、建てた当時の資料が残っていないこともあるでしょう。屋根の形や色が似ていても、実際には異なる素材が使われていることがあります。

そのため、塗装の見積もりを取る際には、どの種類の瓦なのか、なぜ塗装が必要なのか、塗装以外の方法が適していないかを確認しておくと安心です。

3. 瓦の色あせやひび割れが気になったら?確認しておきたい傷みのサイン

屋根の色が変わってきたり、苔が目立ったりすると、そろそろ塗装が必要なのではないかと心配になりますよね。

ただし、瓦屋根では、色の変化だけで傷みの程度を判断することはできません。見た目の変化と、雨漏りや瓦の固定に関わる不具合を分けて考えることが大切です。

色あせや苔だけで塗装が必要とは限らない

セメント瓦の場合、色あせや塗膜の剥がれは、塗り替えを考えるきっかけになります。

一方、陶器瓦の色や表面の変化は、汚れなどが原因の場合もあります。瓦の種類を確認せずに塗装を決めてしまうと、必要のない工事につながる可能性があります。

苔や藻が付着している場合も、すぐに屋根全体を塗装しなければならないとは限りません。瓦の素材や汚れの程度を確認し、適した方法で対処することが大切です。

ひび割れやズレは早めに確認する

瓦にひび割れがある場合や、瓦がずれている場合は注意が必要です。

割れた部分から雨水が入り込んだり、瓦の下にある防水シートなどに影響したりする可能性があります。また、瓦のズレや固定の不具合は、強風時の落下につながるおそれもあります。

特に福岡市では、台風や強風のあとに屋根の状態が気になることもあるでしょう。室内の天井にシミができている、雨の日に以前はなかった水滴が落ちるといった変化があれば、屋根や防水部分に問題が起きている可能性があります。

ただし、雨漏りの原因は瓦だけとは限りません。棟部分や板金、防水シートなど、複数の原因が考えられます。

自分で屋根に上がって確認するのは避けましょう

屋根の傷みが気になっても、自分で屋根に上がって確認するのは危険です。瓦は滑りやすく、踏み方によっては割れてしまうこともあります。

地上から見える範囲を確認したり、室内の天井や壁にシミがないかを見たりする程度にとどめ、詳しい点検は専門業者に相談しましょう。

国土交通省の国土技術政策総合研究所でも、地震や台風による瓦の脱落・飛散を防ぐための情報を公開しています。屋根の安全性は、塗装だけでなく、瓦の固定状態も関係します。

参考:国土交通省 国土技術政策総合研究所「屋根瓦を落とさない・飛ばさないための7つのQ&A」

4. 瓦屋根の傷みはどう直す?塗装以外に必要な補修とは

瓦屋根のメンテナンスは、塗装だけではありません。瓦の種類や傷み方によっては、部分的な補修や屋根全体の工事が必要になることもあります。

見た目をきれいにすることだけを目的にせず、雨漏りを防ぎ、安全に住み続けられる状態かどうかを考えて工事を選びましょう。

割れた瓦やズレた瓦の補修

瓦が一部だけ割れている場合は、状態や周辺の傷みによって、瓦の差し替えなどで対応できることがあります。

瓦のズレについても、位置を直すだけでよいのか、固定方法に問題がないかを確認する必要があります。

ただし、屋根の下地や防水シートまで傷んでいる場合は、瓦だけを交換しても問題が解決しないことがあります。雨漏りが起きている場合は、表面だけでなく、その下の状態も確認することが重要です。

棟瓦や漆喰の傷みも確認する

屋根の頂上部分にある棟は、複数の瓦や固定材などで構成されています。棟瓦のズレや漆喰の剥がれが見られる場合は、補修が必要になることがあります。

漆喰は、瓦屋根の棟部分などに使われる材料です。ひび割れや剥がれが進むと、内部に雨水が入りやすくなったり、棟の状態が悪化したりする可能性があります。

このような傷みは、屋根全体を塗装しても直りません。屋根を点検する際には、瓦の表面だけでなく、棟部分や固定状態も見てもらいましょう。

劣化が進んでいる場合は葺き替えなども選択肢に

瓦自体の傷みが広範囲に及んでいる場合や、屋根の下地まで劣化している場合は、部分補修だけでは対応できないことがあります。

状況によっては、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に交換する「葺き替え」などを検討します。工事方法によって費用や工期、屋根の重さなども変わるため、建物の状態に合わせて比較することが大切です。

見積もりを確認するときは、次の点を押さえておきましょう。

  • 瓦の種類と、現在どのような傷みがあるのか

  • 塗装で対応できるのか、補修や交換が必要なのか

  • 瓦の下にある防水シートや下地も確認するのか

  • 工事に含まれる内容と、追加費用が発生する条件

  • 工事後の保証や、今後の点検について

屋根の工事は、地上から見える部分だけでは判断できないこともあります。説明を受ける際は、点検写真などを見ながら、工事が必要な理由を確認すると判断しやすくなります。

アキホームの屋根塗装や外装リフォームについては、外壁塗装・屋根塗装メニューでもご確認いただけます。

まとめ|瓦屋根は種類に合ったメンテナンスを

瓦屋根は、すべて塗装が必要というわけではありません。

セメント瓦やモニエル瓦は、表面の塗膜の状態に応じて塗り替えを検討します。一方、陶器瓦やいぶし瓦は、基本的に塗装を必要としません。瓦の種類によって、適したメンテナンス方法が違います。

また、瓦の色あせや苔だけでなく、ひび割れ、ズレ、棟部分の傷み、雨漏りの有無も確認したいポイントです。屋根の傷み方によっては、塗装よりも瓦の差し替えや補修、葺き替えなどが適していることもあります。

福岡市・早良区にお住まいで、屋根の色あせや傷みが気になっている方は、まずはご自宅の瓦の種類と現在の状態を確認するところから始めてみてください。

「塗装が必要なのか分からない」「屋根の傷みが心配」という場合は、無理に工事を決める必要はありません。状態を確認したうえで、必要な工事を検討することが大切です。

アキホームでは、屋根や外壁に関するご相談を受け付けています。気になる症状があれば、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。

情報基準日:2026年10月

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